化学物質過敏症や電磁波過敏症に悩む方が来られるようになりました。化学物質過敏症は、柔軟剤の匂い、芳香剤の匂いなど人工的な香りをかぐと、気分が悪くなる症状です。例えば、電車内で、誰かの衣服についた柔軟剤の匂いなどに反応します。今のところ決まった治療法はなく、患者さんは香りを避けるしかないようです。私はこの症状を、ホームレス支援を目的とした雑誌「ビッグイシュー」によって知りました。スポンサーがつかない「ビッグイシュー」だからこそ掲載できた記事です。
電磁波過敏症は、家電製品やスマートフォン、パソコン機器が発する電磁波を浴びると、激しい頭痛、めまいなどに襲われる症状です。ある方は、車内で隣の人がスマートフォンを操作し始めた時に、頭頂から電磁波が入り込んでくるのが感じられ、猛烈に気持ちが悪くなった、と語っていました。巨大化したスマートフォン企業が、電磁波の悪影響を認めることはないでしょう。さらにこれらの企業は、マスコミの有力なスポンサーですから、テレビや大手新聞社で報道されることもありません
電磁波過敏症も、万人への有効性が確かめられた治療法はありません。
こちらでは、訪れた患者さんに対し、身体全体の免疫を高める、神経を強くする気功を行っています。